肝炎ウイルス検査の受診促進や肝炎の早期発見と治療を呼び掛ける厚生労働省事業「知って、肝炎プロジェクト」スペシャルサポーターで歌手・女優の上原多香子さんが13日来県した。愛媛県庁で中村時広知事に「検査は簡単で治る病気。怖がらずにまずは検査を受けてほしい」と訴えた。
 プロジェクトは2011年に策定された肝炎対策基本指針を受けてスタート。スポーツや芸能界で取り組みに賛同したスペシャルサポーターが全国を訪問し、肝炎の知識やウイルス検査の必要性を啓発している。
 上原さんは「自分の命は自分で守る」と強調。肝炎総合対策推進へのメッセージボードと肝臓の形をした青色のクッションを笑顔で中村知事に手渡した。